マダニを簡単にとる方法。
おはようございます。
テンです。
うちは猫を飼っているのですが、ふと窓を開けたすきに、猫が外に逃げ出してしまいました。
逃げ足の早い猫を捕まえることができず、どうしようかと考えていましたら、遊んで満足したのか猫が自ら帰ってきました。
お風呂で体を洗い、ふと鼻を見ると
鼻のおヒゲが生えている毛穴の部分に、ポチッと黒く丸い粒のようなものがあるのに気づきました。
最初はゴミか何かがついているのかなと思ったのですが、とろうと思っても簡単にとれません。
よくよくじっくりそばで観察すると、
毛穴の中に頭からすっぽり潜りこんでいる感じ。
ゾゾゾゾーっと鳥肌が立ちました。
そう。それは マダニだったのです。((((;゚Д゚))))ブルブル
毛穴に潜りこんでいるマダニは初めて見ました。
無理やり引き剥がすとマダニの組織が体内に残ってしまい、様々な病原菌を撒き散らす原因になってしまうので、消して無理やり引き剥がしてはいけないそうです。
その情報だけは頭に入っていたため、マダニに効果のあるものを家の中で探すと、1番即効性があり、マダニがポロリととれるものがありました。
こちらを、コットンにたっぷり浸し、
マダニが潜りこんでいる場所にコットンを押し付けます。
猫は、鼻の近くなのもあり相当嫌がりました。
ゴメンね、もう少し我慢して〜。(´;ω;`)
一度では、しぶといマダニもなかなか顔をあらわしません。
ここからは、ひたすらコットンにお酢を浸し、何度も何度もマダニが参るまで押し当てます。
そうこうしていると、徐々に顔を出しはじめた
マダニ。
とうとうポロリと取れました!
ここでとどめを刺してはいけません。
潰した瞬間に病原菌を撒き散らすからです。
セロハンテープなどでくっつけて挟み、 ティッシュに包んでポイです。
マダニは気づいたら24時間以内にとるといいそうです。それより長くなるとマダニはギザギザの牙をがっちり埋め込んで奥深くまで潜りこみ、なんと一週間以上も血を吸い続けるとか。
24時間以上経つと容易にとることは難しく、外科的手術が必要になることもあり、またマダニから分泌される唾液から重症熱性血小板減少症候群(SFTS)という恐ろしい感染症になる危険性もはらんでいます。
気づいたらなるべく早く対処すること。 取れそうにない場合は、病院へ直行です!
マダニはたっぷり血を吸うと、最初の姿からは想像もつかないほど風船のようにパンパンにふくれあがって自然にポロリと落ちるようですが、マダニがお腹いっぱいになるまで待つなんて気持ち悪すぎますし、長く噛まれたことによる唾液からの感染症も心配です。 (すべてのマダニが病原体を持つわけではなく、病原体を持っているマダニから感染する)
マダニに噛まれたことによる感染症で死亡のニュースなどもあり、 身近に潜む油断大敵な危険生物です。
なんのために地球上に存在するのか。
気持ち悪いったらありゃしない…‥
一週間以上ってどんだけ吸血すんだよ。
あ、これはIKKOさんじゃなくチョコプラの松尾さんの方だった。
ついつい、無理やり取ったりしたくなりますが、
くれぐれも無理に引き剥がさないことと、
絶対に潰さないことです。
ちなみにお酢で取る方法、
犬でも人間でも同様に効果があります。
マダニはお酢で撃退しましょう。
マダニがついてすぐなら、
ワセリンをこんもり盛るのも効果があるようです。
マダニがとれても、感染症の恐れがある場合 (潜伏期間があるため)すぐに症状がでなくてもおかしいと感じたら自己判断せず、すぐに病院へ行くことをオススメします。