パチンコにハマると絶対に幸せにはなれない。今すぐやめるべき。
こんばんは。
子供が寝静まってからブログを書き始めるため、
夜中の更新が多いテンです。
ブログの冒頭でチラッと触れたのですが、
お恥ずかしながら私はブラックになった過去があります。
今回はそちらの話を掘り下げていきたいと思います。
きっかけは、カブさんと知り合う前に付き合っていた元彼の話にさかのぼります。
元彼は、ギャンブルをする人で
ある日デートで、パチンコ屋にはじめて連れて行かれたんですね。
デートで、パチンコって……話しですが。
はじめて入ったパチンコ屋は耳を塞ぎたくなるほどの大音量で音楽がガンガン流れていました。
真夏なのに震えるほど冷房が効きすぎていて、タバコは臭いわで、
決して居心地はよくなかったんですが
彼にお金をもらってわけもわからず隣に座って見よう見まねで打ち始めると、
なんと開始3回転ほどで大当たり!
おめでとうございます~!と派手に店内放送が流れ、
玉がジャラジャラと出てきました。
その後も大当たりが続き、ドル箱がどんどん積み上げられ、初めてのパチンコで500円がなんと7万円ほどになったのです。
こんな世界があるの?とびっくり。
パチンコにハマったことがある方は
だいたい勝ったことがきっかけだと思います。
私も例外なく、500円で、7万円も勝ってしまったことから、地獄の生活がスタートしました。
その頃のデートといえばパチンコ屋しか記憶がないほどです。
当時、パチンコ全盛期で、
今のパチンコのように規制がなく、
突っ込む金額も大きければ勝つ金額も大きかったんですね。
15万突っ込んで、30万勝ちなど、ザラでした。
3日で60万勝ったりしたこともあり、
負けが込んできてもそれだけの金額が返ってきている経験が続くと大丈夫、取り返せると脳が麻痺しだすんです。
もはや、娯楽施設ではありませんよね。
恐ろしい世界です。
財布に10万入っていても、
心許なくて怖いんですよ。打ち込む金額に足りないと。もはや、7万円の勝ちでは、勝ちと呼べなくなっているんです。金銭感覚が狂ってますね。
何かを買うときも、なるべく軍資金を減らしたくなくて、コンビニのおにぎりなんかだけでさっとすませ、パチンコで勝ってから買い物にいこう、あれを買おう。なんて思っちゃうんです。
お金さえ突っ込めば多めに返ってくるATMかのように。
おかしいでしょ?正常な脳で考えるとおかしいんですよ。これがわかる人はハマったことある人か、今現在パチンコ依存症の方です。
書いていてゾッとしますが、
完全なる依存症ですね。でもそのときの自分はいつでもやめようと思えばやめられると思っていたんです。まんまとパチンコ屋の罠にハマっているとも知らずに。
キャッシングに手を出してまで
パチンコに使ってしまう日々。これくらいなら負けても取り返せると思いながら、負けが大きくなるほどに、やめられなくなるのです。こんなに、負けてしまったら、大勝ちして取り戻すしかないという、悪のループに陥ります。
実際、パチンコで100万ほど稼ぎキャッシュで車を買ったこともあったんです。
パチプロという、パチンコだけで生計を立てている人たちがいた時代です。
いい思いもしました。調子に乗っていました。私の場合、実際、そんな大金を稼げてしまったから、地獄に落ちたのです。
負けていれば、そこまでハマることもなかったでしょう。
それが、短時間で簡単にお金を稼げてしまうと、
仕事がアホらしくなります。
一生懸命汗水流して働いて月にやっと18万ほど。
それ以上の金額を一日で稼げてしまうと人間、おかしくなります。
とうとう仕事もやめ、パチンコ屋に入り浸る毎日。
仕事までやめてしまえば転がり落ちるように堕落した生活のはじまり。クソですね。
パチンコで生計をたてるなんて
考えられないことですね。なにより、いくら稼いでいようが、社会的信用はゼロですから。
今なら昔の自分をぶん殴りたいです。
しかしそんな生活が長く続くわけがありません。
当然、負けが込みだし、キャッシングのお金を自転車操業で回す日々。
それすら、パチンコで稼いで返せばいいと思ってしまうんですね。
パチンコ屋に入り浸ると、
脳が溶けます。正常な判断ができなくなっていきます。
過剰すぎる演出、眩しいほどの光、あれは正常な判断ができなくなるためのパチンコ屋の罠です。
私もパチンコ依存症から抜け出すまで
相当大切な時間、お金を無駄にしてしまいました。
たとえ、パチンコに勝ち続けていて、
いい車を買ったりいい暮らしを仮にできたとしても、パチンコから得るものは何もありません。
これだけは断定できます。
パチンコに入り浸っている時間、
他の人は一生懸命働き、昇進したり、家を買ったり、資格をとったり日々成長してます。
でも、パチンコでは何も学べない。
毎日、同じような顔ぶれが
この台はもうすぐ爆発する、とかいくら勝った負けたの話。時間は平等に与えられているのに、なんにも成長がないんです。
こんな生活を二年、三年と続けている間に
努力して日々がんばっている人たちとどれだけの差がでてくるのか。
パチンコで、目先のお金がたとえ一時的に増えたとしても、
そんなものは、全くといっていいほど意味がありません。
パチンコではない、別な趣味を持ちましょう。
お給料日だったあなたは、パチンコをちょっと打って帰ろうと思った足を宝くじ売り場に向けて
ロト6を200円分でも買ってとっとと家に帰りましょう。宝くじもパチンコより確立の低いギャンブルといえばそうでしょうが、せっかくのお給料ですもの。それくらいの楽しみならいいじゃないですか。200円で夢を買い、家路につく。
もしかするともしかして、億万長者。
どうしても足がパチンコ屋に向いてしまいそうなら億万長者の夢を見つつ眠っちゃいましょう。
たとえ勝って一時的にお金が増えたとしてもパチンコでは一生、絶対に億万長者にはなれませんからね。
5千円や1万円のものを買うのって躊躇しませんか?
パチンコならば、取り戻して1万円の負けで済んだとか、1万円しか勝てなかった、なんて思うのに。
それって、おかしな感覚ですよね。
それなら、アマゾンの欲しいものリストに欲しいものを整理して、パチンコに行きたい気持ちが芽生えたら、アマゾンにアクセスしてひとつでも買い物をする、なんてどうですか?
パチンコに、負ける金額で買えるんですから。
そのお金で欲しいもの買った方がいいですよ。
パチンコに行けばあっというまに機械に吸い込まれますよ。あーあ。買い物に使えばよかったと思っても後の祭りです。
もう一度言いますが、そのパチンコに行くつもりのお金で買えるんですよ。
勝ち続けることは不可能です。必ずパチンコ屋に勝った以上に持っていかれます。そういうシステムです。
勝ち続けてる!と言い切れる人も、ほんとにそれはたまたまです。
運よく勝ち続けられたままやめられたら最高でしょうけどね。勝ち続けている限りおそらくやめることはできません。
給料日にパチンコ屋へ向かわなければ、あなたが一生懸命働いて手にしたお金が増えることはありませんが減ることはありませんから。
パチンコに規制が入ったということは、
メーカー側は、客の射幸心をあおるような台を作れなくなったということです。
それはつまり、出玉も削られ勝ちの金額も規制されてるということですよ。
ということはいくらお金をつぎ込んでも、昔のように爆発することは絶対ありません。つぎ込めばつぎ込むほど負ける、ということです。
だから、メーカーは、演出を派手にするわけです。
当たるはずもないリーチを、演出を派手にすることでいかにももうすぐ当たりそうと思いこませる作戦です。
客側にはメリットはなんにもございません。
これからも規制は厳しくなっていくでしょう。
パチンコの演出が本当に楽しくて、
それで打ちに行ってるというならば、
ゲーセンにいくか、好きな機種を買っちゃってください。
とにかく金銭をかけないことです。
でもね、金銭かけなければ、パチンコなんてつまらないと思います。金銭が絡んでるからこそ熱くもなれば、勝ってうれしい気持ちにもなるのでしょう。
皆が皆アホらしさに気づいて行かなくなってしまえばいいのです。客がこなければ潰れるのみです。
パチンコ屋は、全店なくなればいいと思ってます。
依存症に陥り、人生を棒に振る人たちを生み出さないためにも。
パチンコ屋に入り浸っている人たちの世界は時が止まってるんです。何も学ぶことなく。わかるのは、新台の情報ばかり。世の中や、人々はその間にもどんどん成長しているというのに。
パチンコに入り浸っている人は
パチンコの話しで盛り上がります。
特に勝ったときの記憶。
そんな話し、パチンコしない人からすれば聞いていてなんの面白みもありません。
この人、パチンコの話ししかできないのかな?って思われるだけです。
たとえ、パチンコで勝ったお金で奢ってあげて
その場では感謝されたとしても、誰もあなたを尊敬しません。
若いうちなら若いうちこそ、まだ間に合う。
負けが込んでる?勝ってからやめようなんて思っちゃいけない。負けが込んでる今がチャンスですよ。間違っても1円パチンコなら大丈夫と思ったらダメ。
負けが少なくなるだけで、結局は同じことです。
お金持ちでね、別にいくら負けても困らなければやればいいでしょうけどね。
そもそも、お金持ちは、パチンコなんかしないと思いますが。
生活保護世帯や、年金受給者、そういった方たちが生活費も投げ売ってすべてをつぎ込んでしまうそうです。
なぜ、生活が苦しい方々がすべてをつぎ込んでしまうのか。
生活を楽にしようと大勝ちに一筋の望みをかけているのではないですか?ここまでつぎ込んでしまったら、生活ができない。それで最後の最後のお金までつぎ込んでしまう。
1度でも、勝って助かったという経験があるのでしょう。
そして、結局、一銭もなくなり
家賃も払えない、明日からの生活費もない。
絶望感に打ちひしがれて店内のトイレで自殺。
こんなことが起こり得るのです。
子供の車内放置により死亡のニュースも
当たり前にあります。
おかしいと思いませんか?そんな施設がそこらへんにごろごろあるなんて。パチンコの新台入れ替え、電気代、従業員の高い時給なんてお客さんの負けから出ているのですよ。
わざわざ、従業員にお給料払いにいく必要はありません。
家族がいるお父さん。その、ちょっとパチンコに行こうと思った1万円でおいしいもの買って帰ったらきっと幸せな時間が過ごせます。
パチンコを打ち始めるまでは勝つことのみを考えているでしょう。
でもよく思いだしてください。勝っていい思いをしたことより、負けたことのほうが多くないですか?
一生懸命働いて稼いだお金がほんの短時間で機械に吸い込まれ、すっからかんになり、タバコの匂いが染みついた身体でパチンコ屋をあとにしたときのみじめな気持ちを。
パチンコ屋にさえ足を踏み入れなければ、
そんな気持ちを味わなくていいんです。
パチンコ屋に足を踏み入れる限り、
幸せは、訪れません。大切な人をも傷つけてしまう。家族が、パチンコを嫌うなら嘘だって平気でついてしまうでしょう?嘘をついてまでパチンコ屋に向かってしまうあなたは、もう依存症ですよ。
私はカブさんと出会って、
お家で家族とわいわいご飯を食べるのが
何より幸せと感じられるようになりました。
ちなみにカブさん、
タバコもパチンコも一切しません。
年末に宝くじを10枚買うくらい。
それくらいならいいですよね。もしかしたら?という夢も持てますし。
パチンコにハマるきっかけになった彼とは別れましたが、これが恐ろしいストーカーに変身しました。
別れるまでの道のりがすごかったです。これはまた別の機会に。
男を見る目もなし。はい。クソです。
堕落した生活の代償は大きく、パチンコ依存症の頃のキャッシングやクレジットは、200万にまで膨らんでいました。定職につき、返済を続けましたが苦しい日々が続きました。その後任意整理をして、ようやく借金はなくなりました。
しかし、いまだローンなどは通りません。
まさに、自分で蒔いた種。自業自得です。
無駄にしたお金と時間は計りしれません。
時々、パチンコ屋の前を通ったとき、苦虫をかむつぶしたような表情をして出てくる人や、人目もはばからず、イライラをぶつけている人を見ると
なんともいえない気持ちになります。
もしもまだパチンコを続けていたとしたら、
私もこの中の一人だったと思うと恐ろしいです。
パチンコは、性格までも変えてしまう魔物だと思いますよ。
パチンコに限らず、
依存症は自分だけで、克服するのはなかなか難しいです。もし、自分でもやめたいのに自分の意志でやめられないというなら、迷わず医療の力を借りて下さい。本気で抜け出したいならば。それは依存症なんです。自分の意志だけではどうにもならない病気です。そして、大きなお金を持たないこと。これにつきます。ちょっとだけ、打ってみようかな。この考えをなくしてください。
そこから、本当に抜け出せたとき、
自分がどんなに無駄な時間を過ごしたかよくわかります。そして、お金のありがたみが。それに気づけたとき、あなたの金銭感覚は正常に戻っています。
何度でも言います。
パチンコにハマると幸せにはなれない!
今すぐやめるべき。以上、私テンの苦い経験からのお話でした。