なんかヤバい。ゾッとした物件の話。
こんばんは。テンです。
突然ですが、霊感ありますか……?
私は、霊感あるのかと問われると謎なんですが
思い返すとちょいちょいエピソード持ってました。
ゾッとする話や、不思議体験。
もしかしたら、霊感あるのかな?と思い始めた今日この頃。
あんまり、霊的な話をすると、
霊感あるある詐欺的なかまってちゃんに思われるのもいやなので、普段はあまり話さないことにしています。
松本人志のゾッとする話を見てたら思い出したので今日はここでお話します。ゾッとした体験。
これは、さかのぼること6年ほど前、
まだちいこが4歳頃のお話です。
アパートの更新日が近づき、ちょうど手狭になってきたこともあり、新たに一戸建ての賃貸を探しておりました。
そんなとき見つけた物件が、
5LDK、庭付き、ばあちゃんちを思い出すような懐かしい感じのレトロな昭和の一軒家。
少し町から離れた場所にあることもあり、
家賃5万円というお手頃物件でした。
広い庭付きで、子供をのびのび遊ばせたり
バーベキューをしたりすることに憧れがあり、
カブさんも私ももともと田舎育ちということもあって、すぐに意見は一致し早速その家を見に行くことになったのです。
不動産に問い合わせたところ、
まだ空いているとのこと。
そのときの対応ですが、
鍵🔑が玄関横の壺🍯の中に入っているので、
その鍵で中を御覧になってみてください。と言われました。
一瞬妙に思いましたが不動産の案内がないことで、
逆にゆっくり見ることができると、カブさんとナビに住所を入れ、その物件へ向かったのでした。
その日は、平日でカブさんも私も休みだったため、
保育園をお休みしたちいこと3人でした。(アミは学校)
着いた先は、結構町から離れた山の中にあり、
民家が密接していないポツンと建った一軒家です。
アパートの2階で
常に下の住民の方に気を使いながら生活していたので、思う存分のびのび遊んでもいい環境は
とっても魅力的でした。
庭は、きれいに手入れされていて、
みかん🍊の木があり、小さな畑もあり、家庭菜園もできると
テンションが上がる私たち。
庭でバーベキューをしたりと
もう想像が、膨らんでいました。
駐車場も、広々。
不動産に聞いた通り、壺の中に鍵が入っていました。
玄関をあけて中に入った瞬間、
なんだか空気が違うというか、なんともいいようのない妙な違和感を感じたんですよね。
日当たりも悪く、なんだか薄暗い。
入ったとたん、なぜか私もカブさんも、ちいこも言葉数が少ないのです………。
さらっと一通りの部屋を見て、
なんか言葉にはできないけれど一段と嫌な雰囲気がする床の間に入ったとき、背筋がゾッとするような感覚をおぼえました。
そこで口に出してしまうのがこわくて、
平気な感じでわざと明るく「ふーん。こんな感じなんだー。もう出ようか」と言うと、
カブさんも平気な感じで
「そうだね~」と。でもなんだか声がうわずってる。
言葉で言わなくとも感じました。
平気な感じで話しているカブさんも
なにかを感じていることを。
あんなにテンション上がっていたのに言葉数の少なさも、逆にこわい。
なんか、変。
なにか妙な空気。
ゾクッとする違和感。
無言でいそいそと外に出た私たち。
鍵を壺に返すと
逃げるようにダッシュで🚗へ。
ようやく町に出て人通りが見えてきたところで
ポツリとカブさんがひとこと。
「…………あの家、ヤバくなかった?」
やっぱり、カブさんもあの異様な空気、
感じていたようです。
「やっぱり?なんかゾッとしたんだけど。」
「あの、床の間のとこ、特にじゃなかった?」
「うん………………。」
やはり、思いは共通。
そのとき、それまで黙っていたちいこが
「じいちゃん、こわかった。」
え?
じいちゃん?
じいちゃんがどこに?
聞くと、私たちが1番いやな雰囲気を感じた部屋の片隅に、おじいちゃんが怖い顔をして立っていたと言うのです。
ゾゾゾゾゾーーーーーーーーーーーーー!!!😱
おそろしや!
私たちには何も見えませんでしたが、
幼い娘には、その姿が見えていたのですね。
一気に全身にいいようもないほどの鳥肌がゾワゾワとたったのを鮮明に覚えています。
亡くなった家人が無断で、家に踏み込む私たちに
お怒りになっていたのでしょうか……………。
この霊感のないつもりの私でも、
ひしひしと感じる明らかに異様な空気。
今振り返っても、不動産が案内しなかったことや、
あまり乗り気ではない様子だったことや、鍵が壺に入っていたことや、その後、不動産からなんの連絡もなかったことなどが、妙に引っかかります。
不動産側もあまり、関わりたくない物件だったのでしょうか。
真相はわかりませんが、
はっきりと今でも覚えている出来事です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また書きます。👋